皆さんこんにちは!
皆さんは株式投資してますか?
人生100年時代と言われ、今までのように暮らしているだけでは
老後お金が足りない計算になる と言われてます。
そのために国がiDeCoやNISAの仕組みを作りってます。
この仕組みも作ったから、自分で投資してなんとかしてね!っと
言った状況です。
僕も9月ぐらいから「お金の増やし方」を読んで投資信託を始めました。
やっているのは積み立てNISAで、かわいい奴です。
いずれ社会人になった時にはやっぱりガッツリ投資したいので、今回は
オリラジのあっちゃんが紹介していた
を読みました。
感想
この本の冒頭は
米国株式投資で儲けるなんて
スタバでフラペチーノを飲むくらい
カンタンさ!
と言ったインパクトのあるフレーズで始まります。
他にもかなり、うるさい感じのテンションで語ってくるので、疲れました(笑)
多分バッフェット太郎さんのブログを引用しているせいだと思います。
(ブロガーが本にしたものをブログに書くというクソ謎なことを自分はしてますね(笑))
内容は非常に勉強になりました。
前回の本の10倍濃い内容です(笑)
今回の内容を簡単にまとめると、
・指標だけに囚われず、今後も企業として価値があると見極めたものに長期投資をしろ
・大体それは米国株だから米国株に投資しろ
・そしてお金がお金をうむマネーマシンを作ろうぜ
といったような内容です。
これを示すために、色々と数字やグラフなどデータを提示して、考え方や節約方法、日本とアメリカの株などを比較・検討してます。
今回は僕がなるほど!と思ったところを抜粋してまとめてみました!
学んだこと
投資の基本的な考え方
投資は基本的にバイ&ホールドで、数十年という期間で資産をどんどん増やしていくという考え方です。
多くの方は投資というと、デイトレードのような短期的なものを想像し、また得た利益は私生活で使うもの と考えがちです。
また、ビットコインなど価値が変動しやすいものを保有してお金を増やすのはギャンブルで決して投資ではありません。投機です。
株式の方が債券より良い理由
1802年〜2002年の200年間で債券よりも株式がトータルを上回っています。
債券は国によって元本が保証されているので比較的安全な投資です。
しかし、インフレに弱いというデメリットがあります。
これはインフレ率が債券の利回りと同じの時には、儲けがなく、インフレ率が債券の利回りを上回ると実質的損になります。
わーーー!まじやん!
って僕の中で結構衝撃度が高かった事実です。
でも企業は?ってなりますよね?
企業収益は物価の上昇に連動しているので、インフレ率に連動して、拡大するので、増収増益を達成できるんです。
だから
債券なんかではなく株式に投資するべし!
特に今、コロナウイルスで国がお金を擦りまくっているので、絶賛インフレ中だと思います
なので株式も絶賛上昇中です。
配当するならアメリカの理由
日本の株式とアメリカの株式について比較しました。
まずアメリカの株式市場です。
・世界の時価総額の半分
・25年以上増配を繰り返す企業100社以上
日本の市場
・世界の時価総額の1割未満
・日本の株式は長期的に見て上昇していない
・25年以上増配を繰り返す企業1社のみ(花王)
こんな感じです
日本は労働人口が少子高齢化の影響で低迷し続け、業績が悪化し続けてます。
実際日経平均をみると、長期的に見ても株価が全然上がってないです・・・
それに対して、米国は市場がでかいし、配当も増え続けている会社ばかりです。
アメリカにとって配当金を減らすというのは経営失格の烙印を押されるのと同等らしいです。
またここの増配が重要なので覚えておいてください!!!!
パッシブ運用とアクティブ運用
この2つの運用方法は何かとざっくりと説明すると
パッシブ運用
S&P500等の株価指数と連動する運用
市場平均を超えることはない
多くの投資の著名人に勧められている
<メリット>
強気相場の時は増え続ける
FAAMGの影響が大きい
<デメリット>
弱き相場の時は損をする
FAAMGの影響が大きい
アクティブ運用
個人投資家が個別銘柄に投資する運用
市場平均を超える可能性あり
<メリット>
市場平均を超える可能性が低い
<デメリット>
強気相場時パッシブ運用に勝つ確率が低い
アクティブ運用は個別銘柄に投資するので、市場平均を出し抜く可能性を持っています。
しかし、S&P500を1%以上上回った株式は43年間で株式投信358本中わずか18本、
つまり、株式投信に投資しても市場平均を上回る確率はわずか5%しかありませんでした。
こう言った結果から多くの投資の著名人はETFをすすめています。
S&P500指数はにもリスクはあります。
それは、FAAMGのハイテク企業の影響力が大きいというリスクです。S&P500指数は時価総額が高い株の割合が大きくなるように設定されているためこのようなことが起きます。
配当再投資の魅力
多分著者が最も伝えたかったであろう投資法がこれだと思います。
先ほど弱き相場では、ETFは利益は出ないと言いました。そんな弱気な時でも利益を出せると言えば配当金です。
そしてまさに増配を続けてきたのが米国株です。
弱き相場にここに投資し続け、配当金を再投資し、株数を増やします。
そして強気相場になった時にリターンを爆上げさせるといったシナリオです。
どう言った銘柄に投資するのが良いのか
投資のポートフォリオを考える時に大切なことをまとめました。
・永続的で安定した株(生活必需品など)
・株主還元が積極的か(配当がどれぐらいか)
・ポートフォリオは大体8〜16銘柄ぐらいの方がいい
・幅広い銘柄に投資する
・企業の内在価値を見極める
・キャッシュフロー計算書を見る
・景気循環別
永続的で安定した株(生活必需品など)
生活必需品は株価が急上昇することは少ないですが、大暴落することも少なく、非常に安定的です。また、こういった生活必需品は確かなブランドが確立されており、参入障壁も高いです。
株主還元が積極的か(配当がどれぐらいか)
配当金を出してもらって、再投資することでリターンを最大かできます。利益をため込む企業は投資家としては、ついらいです。
ポートフォリオは大体8〜16銘柄ぐらいの方がいい
投資先が多すぎると、管理が大変です。また多数の銘柄を少しずつだと、かかる手数料が増えてしまいます。かと言って少なすぎると、リスクがデカすぎます。ということで8〜16銘柄です。
幅広い銘柄に投資する
同じセクターばかりに投資していると、結局リスクが分散されておらず、痛い目にあいます。
企業の内在価値を見極める
PERなどの数値で、判断してはいけません。その企業が今後成長するのか、その企業の強みは他に負けないものなのか等を自分の頭で考えることが重要です。
キャッシュフロー計算書を見る
キャシュッフロー計算書は企業のキャッシュの流れを表していて、ごまかし肉特徴があります。たとえ利益を出していても、これがマイナス収支ったら、黒字倒産の可能性もあります。
そのため、これも重要です。
景気循環別に
景気には「回復」「好況」「後退」「不況」の4つあって、それぞれの景気局面に強いセクターがあります。
「回復」はハイテク株、金融株、
「好況」は資本株、一般消費財株、サービス株、材料株
「後退」はエネルギー株
「不況」は生活必需品、ヘルスケア株、通信株、公益株
ポートフォリオを考える時にセクターが別でも、同じ景気局面で強いものばかりだと、一気に暴落する可能性があります。なので、景気局面別にも考える必要があります。
まとめ
投資は単にお金を増やすだけではなく、企業の潜在的価値や強みを見抜く力がつくと思いました。これは、自分が就職している会社あるいは就職したい会社でも検討可能で、この会社の利益算出方法はなんなのか、軸はなんなのか、どう言ったビジョンなのか等を知る良い機会にもなると思います。僕の場合は、起業したいという意欲があるので、いろいろな企業について深く調べてみることで、何か良いヒントがあるなとも思いました。
皆さんもとりあえず証券口座を開設してみてはいかがでしょうか?
今回の著者バッフェット太郎のブログのリンクも貼っておきます。
【ブログ論】 : バフェット太郎の秘密のポートフォリオ【米連続増配高配当株・配当再投資戦略】